世界中で愛されている大人気アニメ「鬼滅の刃」。その5期となる「柱稽古編」が2024年5月12日より放送開始となりました!
「気になるけど今は4期分観る時間がない」「一度観たけどこれまでの内容をはっきり覚えていない」と思っている方いませんか?そんなあなたに、鬼滅の刃の基本と魅力についてまとめました。未視聴の方向けに、登場人物の名前の読み方や用語の説明などもわかりやすく紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!
今回は、2期「無限列車編」について説明します。
1期「竈門炭治郎 立志編」についてまとめた記事もありますので良ければこちらもご覧ください!
※この記事はアニメ「鬼滅の刃」のネタバレを含みますのでご注意ください。
シリーズ
全5期(番外編や映画は含みません。)
- 1期「竈門炭治郎 立志編」
- 2期「無限列車編」
- 3期「遊郭編」
- 4期「刀鍛冶の里編」
- 5期「柱稽古編」←2024年5月12日より放送中
基本情報
- 原作:吾峠呼世晴さん(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
- 制作会社:ufotable
- キャスト:花江夏樹さん、鬼頭明里さん、下野紘さん、松岡禎丞さん 他
- 話数:全7話(無限列車編のみ)
- 注意:鬼が人間を食べる、鬼の首を切る等のシーンがあります
主要人物紹介
炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助については以前投稿した「竈門炭治郎 立志編」の記事で紹介していますので、そちらをご覧ください。
煉獄 杏寿郎 レンゴク キョウジュロウ(CV:日野 聡さん)
鬼殺隊の中でも主軸となる強さを誇る「柱」のひとり。明朗快活で熱く正義感の強い性格。面倒見がいいが、訓練が厳しすぎるがゆえに弟子入りした者はみんな逃げ出してしまった。
魘夢 エンム(CV:平川 大輔さん)
鬼舞辻 無惨の配下である「十二鬼月」のひとり。他人の不幸や苦しみを見ることが好き。那田蜘蛛山の累よりも強い。
猗窩座 アカザ(CV:石田 彰さん)
鬼舞辻 無惨の配下である「十二鬼月」のひとり。魘夢よりも強い。強い者が好きで煉獄との戦闘中に「鬼にならないか」と煉獄を鬼の道に何度も誘う。
おさえておきたい用語集
あらすじの前におさえておきたい用語について簡単に説明します。
「鬼」「十二鬼月」「鬼殺隊」「柱」については以前投稿した「竈門炭治郎 立志編」の記事で説明していますので、そちらをご覧ください。
「呼吸」
身体能力を高めるために使用する呼吸法。鬼殺隊士は独自の呼吸法によって己の能力を高めて鬼と戦っている。呼吸には炎・水・風・岩・雷の5つの基本流派があり、他の流派はこの5つから派生したもの。炭治郎は水の呼吸、善逸は雷の呼吸、伊之助は獣の呼吸、煉獄は炎の呼吸を使っている。
「型」
呼吸を会得した者が使えるそれぞれの呼吸の特性に合った剣技。例えば、水の呼吸の型には壱ノ型 水面斬りミナモギリ(水平に刀を振る技)や弐ノ型 水車ミズグルマ(垂直に一回転して斬る技)などがある。
「血鬼術(ケッキジュツ)」
鬼が持つ異能の力。血鬼術が使える鬼のことを「異能の鬼」という。例えば、禰豆子は「爆血(バッケツ)」という血鬼術が使え、禰豆子の血が付着した鬼を燃やすことができる。
あらすじ
この記事では物語の大筋がわかる程度のおおまかなあらすじを紹介します。鬼滅の刃には胸が熱くなる・心揺さぶられるシーンがたくさんあるので、時間ができた際はぜひアニメを全話観ることをおすすめします!
【第1話~第2話】煉獄杏寿郎と炭治郎たちが「無限列車」に乗車
煉獄は40人以上の行方不明者が出たという「無限列車」へ調査に向かう。少し遅れて炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助も「無限列車」へ向かい煉獄と合流する。煉獄と対話したり、初めての列車に興奮したりと各々の時間を過ごしていると、車掌が切符を切りに来る。炭治郎の切符を切った途端、突如列車内に鬼が現れる。炭治郎たちの新たな戦いが始まるー。
【第3話~第5話】下弦の鬼 魘夢との戦い
炭治郎は竈門家が鬼に襲われる前のように、家族と幸せに暮らしている。しかしそれは下弦の鬼 魘夢の能力で見せている夢の中だった。夢から覚める方法を見つけ目を覚ました炭治郎だったが、列車内では魘夢の操る触手が乗客たちを襲う。乗客全員を守り切れないと思った矢先に伊之助、煉獄が目覚め魘夢との戦いに加わる。果たして乗客を守りながら魘夢を倒すことができるのかー。
【第6話~第7話】上弦の鬼 猗窩座との戦い
激闘の末、炭治郎と伊之助の連携により魘夢を倒すことができたが無限列車が横転してしまう。煉獄から乗客全員の無事を聞き安堵する炭治郎だったが、目の前に上弦の鬼 猗窩座が現れる。煉獄と猗窩座の命懸けの激闘が始まるー。
注目してほしいシーン
【第1話】「切り裂き魔」と恐れられている鬼を倒した後のシーン
「無限列車の調査に向かった煉獄は無限列車が整備されている場所で「切り裂き魔」と恐れられている鬼と対峙する。鬼は駅で弁当を売るおばあさんとその孫を襲うが、煉獄が瞬く間に首を斬る。助けてもらった弁当売りのおばあさんは元柱である煉獄の父に鬼から助けてもらった過去があり、鬼を倒した後、刀を鞘に戻す煉獄の姿が煉獄の父の姿と重なる。煉獄のことを煉獄の父だと勘違いしたおばあさんは二度も助けてもらったと涙を流して感謝する。」
煉獄さんの刀をおさめる姿が父と瓜二つで、今はやさぐれてしまった父ですが、昔はちゃんと煉獄さんの稽古をつけてくれていて、基礎は父から教わったものでできているんだなと過去を想像できるシーンで、胸が熱くなりました。
【第3話】夢の中のシーン
「魘夢の能力によって家族と幸せに暮らす夢を見る炭治郎。自力で夢だと気づくが、夢の中が幸せすぎて思わず、ずっと夢の中にいたいと願ってしまう。」
家族が鬼に殺されてから鬼殺隊として必死に精進してきた炭治郎ですが、魘夢の能力で見せられた夢の中で鬼に襲われていない世界線を見てしまったがために失ってしまったものを改めて実感してしまい、「あのとき鬼に襲われていなかったら・・・」と下を向いてしまう姿が本当に辛いシーンになっています。いつも前向きでひたむきな炭治郎だからこそ余計に辛く、心臓がキュッと痛くなりました。魘夢の能力、本当に惨いですよね。そんな後ろ向きになってしまう炭治郎でしたが、「失ってしまったものは戻らない」と自分を律して現実に戻ることを決めたので安心するとともに、ほんとに炭治郎はすごい精神力だなとあらためて思うシーンでした。
【第5話】炭治郎・伊之助 VS 魘夢の戦闘シーン
「魘夢の能力である”目が合うと夢の世界に入ってしまう眼”に苦戦しながらも炭治郎と伊之助が協力して戦う」
炭治郎が魘夢の罠にハマって現実の世界で自分の首を斬ってしまいそうになるところを伊之助が止めたり、伊之助が車掌(訳あって魘夢に協力する人間)に刺されそうになったときに炭治郎が庇ったりと危ない場面が何度もありながらも最終的には魘夢を倒せたときは緊張から解き放たれると同時に疲労感が一気にきます(笑)ハラハラ感満載のシーンですごく面白いです。
【第6話~第7話前半】煉獄 VS 猗窩座の戦闘シーン
すごく迫力があり息をするのを忘れてしまうほどの戦闘シーンです。無限列車編の数ある戦闘シーンの中で一番見ごたえがあり、瞬きする間もないです。作品的にはまだ序盤なのにこんなに完成度高くて大丈夫?3期以降の戦闘シーンはどうなっちゃうの!?と少し心配になるくらいの本当に素晴らしいシーンでした。
少し話が逸れますが、煉獄さんと猗窩座は初対面のはずなのに、猗窩座が煉獄さんのことを「杏寿郎」呼びしているところが個人的にツボです(笑)
【第7話後半】ラストシーン
何度見ても泣けます。鬼滅の刃を観たことがない友人が無限列車編から観始めたのですが、ラストシーンを観て感動し1期をちゃんと観て今や鬼滅の刃の大ファンです。それくらい人の心を掴むシーンです。表情、言葉の細部まで注目してぜひ観てほしいです。
まとめ
無限列車編は辛く悲しいシーンがいくつもありますが、フフッと笑えるシーンもところどころにあるので笑ったり泣いたりといろいろな感情が溢れ、とても見ごたえがある作品なのでぜひ観てみてください!
そして観る際は最後まで観ることをオススメします。ラストシーンでは今まで前を向いてひたむきに頑張ってきた炭治郎が初めて心が折れて立ち止まってしまうのですが、仲間のおかげで前を向くことができるシーンがあり、そのシーンを観て私の心も救われたので、きっと消化しきれない気持ちを少し楽にしてくれると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事を読んで、鬼滅の刃観てみようと思っていただけたらとても嬉しいです。
あなたのアニメライフがより充実しますように☆彡